Cancer gift
ガンになってよかったなんて思えないけど、気づいたことはあります。健康と思って過ごしてきた時は見えてなかったこと、意外とサポートしてくれる人がいるということ、失うものが多いこと、自分が痛みに弱いこと、諦めが悪いこと、生きたいという欲があること…
外国ではキャンサーギフトはそのまま、ガンになった人へのプレゼントの意味。役に立つものとか食べ物とか。日本だともう少し曖昧で精神的な気づきや心の変化とかの意味あいで使われるようです。
病院の待合ですごく感じるのは、どんな病気でも人それぞれに思うこと、考えること、向きあうことなどがあり、自分の気持ちと折り合いをつけながら前に進もうとしてここにいるんだなと思うからガン患者が特別というわけではありません。
私の場合は、ガンを患ってみて今まで気付けなかったことに目がいくようになったということで、特別なことではないんだなと感じます。だから自分の病気をしっかり考えて向き合って治療したいと思えるようになりました。
決してギフトでも特別なことでもないと思ってます。